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CONCEPT

ジオデシックドームの内壁に最大64個のスピーカーを均質に配置し、独自に制作したトラックボール型コントローラーを操作する事で、ドーム内の音像を自由に移動させる。また音と同じ様に、各スピーカーに備えられたLEDの光彩効果を操作する事もできる。更にプリセットされたプログラムを起動させる事で、トラックボールだけでは表せない効果も表現可能としている。この特異なサウンドシステムを用いたパフォーマンスが<SPACE MAESTRO>である。

この作品の最大の特徴は、空間とインターフェイスの形態を合わせた事によって身体的な操作を可能とした事である。時々刻々と変化する音響に対応しつつ、即興的操作やその先にあるパフォーマーの個性の表出を可能にする設計となっている。またトラックボールの動きに合わせて音や光が動くというシンプルな構造によって、鑑賞者の視点からも明快な表現を実現している。

ステレオに代表される現在の音響ハードウェアは、様々なコンテンツを一様に再生する。単純且つ明快な構造をもつ<SPACE MAESTRO>では、逆に音は限りなく軽快に表される。同じコンテンツであっても、操作の仕方が変われば全く違う音として空間に響く。その軽快さこそが、この作品が目指す立体音響の更なるダイナミズムを現実にするポテンシャルを秘めている。音と共に空間そのものを指揮するパフォーマンス、それが<SPACE MAESTRO>である。

SPACE MAESTRO CONTROLLER SYSTEM

SPECIFICATION

VERSIONS

使用するドームの形態やサイズに応じて、スピーカーの数や配置の仕方はコントローラーの仕様と共に変更可能である。また複数の音源を使用して、それぞれを独立して操作する事もできる。< SPACE MAESTRO>はパフォーマンスの都度に合わせてその姿を変える。

ARTWORK BIOGRAPHY

  • 2007/7
    第三次改革 (ボリュームIC回路の導入)
    [インサイトビジョン2] @多摩美術大学

  • 2006/3
    [メビウスの卵展 : 光のアートランド] @金沢21世紀美術館

  • 2005/12
    平成17年度文化庁メディア芸術祭
    インタラクティブ部門審査委員会推薦作品 選出

  • 2005/9
    第二次改革(インターフェイスのリデザイン、PCの導入 etc.)

  • 2004/8
    第一次改革(光彩機能の搭載、アンプの増強 etc.)
    [未来の学校プロジェクト:グランドフィナーレ・イベント] @大阪 千里地区

  • 2003/10
    [メビウスの卵展] @パルテノン多摩

  • 2003/8
    プロトタイプ<SPACE MAESTRO>完成
    [朝霧天空祭] @本栖ハイランド

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